【献血体験】9年ぶりに献血に行ったら、自己肯定感が上がった話

 

 

回覧板の献血のお願いのビラが目に止まった。

近所のコミュニティセンターに、献血カーがやってくるとな。

はるか昔に作成した献血カードを探しあてると、そこには最終献血日を示す「H28.12.7」の文字が。

ひぇ、9年前………

 

わたくし、いろいろ、いろいろ、あって

現在無職。

人との関わりもない、感情の動きもない、およそ人間らしさを感じることが乏しい日々を過ごす中、自己肯定感なんてものは下がり続けるわけで。

「人はなぜ生きるのか」なんて哲学者じみた思考に至るまでになっちゃってる私。

 

ちょっとメンタルやばいんでない?

散歩がてら、献血行ってみた。

 

 

献血当日

会場には、開場時間ぴったりに到着したのだが、

予想に反し(献血会場って閑散としているイメージだった)、既に受付には10人程が並んでいた。

会場には「O型の方献血をお願いします!」との張り紙が目立ち、

AB型の私はその時点でちょいシラケ気味。

私、お呼びでないんじゃね…?

 

ただ、受付が始まるとそんな私の気分は一変。

受付→体重測定→注意事項の確認→医師による体調確認→看護師による事前血液検査→採血

とまあ、流れ作業のように進んでいくのだが、

各所各所で感謝シャワーを浴びせられるのである。

こんなに1日で「ありがとう」を言われることなんてあったかしら…?と思わずニンマリ。

 

人間、やっぱり感謝されると嬉しい。

かのアドラー先生も言っていた。

「人は、人の役に立ってはじめて、自分の価値を実感できる」

 

 

さて、献血会場には、実に色々な人が居た。

待合室で隣になったおっちゃんから、そこはかとなく醸し出される玄人感。

首には「予約者」カードを引っ提げ、

カイロを握りしめ(当時10月末)、熱心に手をグーパーグーパーさせている。

あ、それは知っている。

血流を促進させて、採血しやすくするためなんだっけ、と思いながら、

真似て私もやってみる。

 

その後、一言二言言葉を交わしたのだが、聞くとそのおっちゃん、献血60回目。

まごうことなき献血玄人だったっ……

 

献血ポイントなるものもえげつない溜まり方をしていると思われるが、「スタッフの景品交換されますか?」という問い掛けに、ただ、「いえ、まだ…」と、微笑をたたえ答える姿…

玄人。

 

採血終わってからも、御礼の品を受け取るまで、数多の感謝の言葉をかけられフィニッシュ。

晴れ晴れとした気持ちになったね。

献血会場からの帰り道、年甲斐もなくスキップしたもんね。

 

 

誰かのためになるかもしれない行動を起こしたという事実。

社会の輪の中に自分があるという安心感。

 

・・・ちょっと大げさ?(笑)

 

ボランティアには、もともと興味はあったのだが、なにせ私は腰が重いコミュ障。

そんな私にとって献血は、とっかかりやすいボランティアだった。

そもそも私なんてきっかけが、散歩がてら、だからね。

でも、誰かのために行動したという自覚が、自己肯定感アゲにつながって、寧ろ、「私」が救われた。

 

献血専用アプリをダウンロードして、

即、次回予約を入れましたとさ。